お客様を大切にすること
「一期一会」のおもてなし
「一生にただ一度の出会い」を意味する「一期一会」。
今、出会っているお客様との出会い(瞬間)は、今限りのことで二度と同じ時間を共有することはできません。青木松風庵では「接客」という言葉は使わず、「おもてなし」という言葉を使い、今の出会いを大切に心を込めて「おもてなし」をします。
笑顔は人と人が心を通わせるのに欠かすことのできない大切なもの。販売員全員がより良いおもてなしができるよう、最高の笑顔でお客様をお迎えすることを心がけています。
お茶出し
お茶出しは、創業時にお客様との会話のきっかけに出した一杯のお茶が始まりです。暑い日には氷の入ったほうじ茶を、寒い日には温かい緑茶を出し、来店されたお客様のことを思って自然にとった行動により、お客様との距離が縮まり、現在のお茶出しに繋がりました。大型店ではフリードリンクのシステムで対応し、お茶だけでなく、和菓子に合うようオリジナルブレンドしたこだわりの豆を使ったコーヒーも提供しています。
お見送り
腕の不自由なお客様が来店された際、当時、高校生アルバイトの女性が、お客様の代わりに紙袋を持ち、玄関の段差がないところまで出てから、不自由のない手に紙袋を渡し、お客様の後ろ姿を見送りました。思いやりの心から出たとっさの行動が社内に広まり、お見送りの習慣が浸透しました。
その時のおもてなしが良かったかどうかがわかるお見送り。
お客様が振り返って「また来るわね!」と言っていただけて合格です。
社内研修
全てのお客様に気持ちよくお買い物していただけるよう、毎年6月に販売員全員を対象に社内研修を行っています。ベテランの店長も新人もお客様にとっては同じ青木松風庵の販売員。一人ひとりが青木松風庵の「顔」としての自覚を持っておもてなしできるよう、気を引き締めて取り組んでいます。